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葬儀参列 香典のマナー
■香典の目安は?
お付き合いの程度にもよりますが、自分の気持ちを表すという考え方からすれば、お金よりいたわりの心が大切です。
香典は親しい付き合いでなければ、気持ちだけ包むようにして、場合によっては控えてもよいでしょう。
香典を出さなくても、真心でお焼香だけさせていただく場合もありますし、告別式には参加しないで、出棺のときだけお見送りすることもできます。
気持ちだけの現金を包んだときは 「気持ちだけお包みしましたので、お返しはご辞退いたします」などのメモを置いて、現金と一緒に入れてはどうでしょうか。
■香典はいつ持参するのですか?
死去の知らせを聞いて、とりあえず駆け付けるときは、葬家も取り込んでますから、香典は持参しないほうがよいでしょう。
通夜と告別式の両方に参加する場合は決まりはありませんが、通夜のときに持参するほうが自然でしょう。すでに通夜に持参したときは、告別式に重ねて持参する必要はありません。
受付がない場合は、喪主や遺族、運営責任者などに、お悔やみを述べながら直接渡します。
持っていくときは、ふくさに包み、香典袋を係の人に正しく向けて差し出します。
■香典袋の表書きは?
市販の香典袋は、「御仏前」「御霊前」などの種類があります。 香典袋の表書きは、故人の宗旨に合ったものにします。わからないときは「御霊前」なら、どの宗旨にも用いられますので無難です。
ただし「御霊前」でも、蓮の花模様は仏式に用いるものなので、それ以外は無地を選びます。
表書きの下段に自分の姓名を、裏に住所氏名を書き、中袋にも同じように住所氏名を書きます。
香典袋は、金額相当のものを選ぶ配慮は必要です。 新しい礼は、あらかじめ用意していたように見えるという理由で使わないとされていますが、あまり汚い紙幣ではかえって失礼になります。
新札なら一度折り目をいれてから使う配慮もしたいものです。